タグ別アーカイブ: iPhone

プロペラくん-1

PROPELa v1.7.1をリリースしました。

大変お待たせしました!
久しぶりのPROPELaのアップデートです。

今回は、iOSの進化により生じた幾つかの齟齬に対応しました。
また、ここ数週間、アプリ内に設置したサポートサービス Helpshift からの返信ができなくなっており、ご迷惑とご心配をおかけしました。
この問題に対処するサーポートサービスの変更に関するお知らせと、最後にステッカー追加のオマケ情報もあります。是非一通りお目通しください。

アップデート内容

1)位置情報確認のダイアログが何度も出る不具合を修正しました。

2)Apple Mapsで時間が表示されない不具合を修正しました。

3)和暦、タイ暦の時に年の表示が意図しない数値になる不具合を修正しました。

4)サポートサービス「Helpshift」の利用を終了しました。

ここ数週間、アプリ内に設置したサポートサービス Helpshift から質問を頂いてもお応えできない状態が続いていました。原因は、Helpshift 側のポリシーの改定で契約形態が見直されたことによるもので、残念ながら同サービスでのサポートは続けることができなくなりました。
今後の皆さまとのコミュニケーションは、App Store に集約させていただきたいと思います。

この間、質問にお応えできなかった皆さま、申し訳ありませんでした。一番多く頂いていた代表的な質問は上記 1)の不具合でしたが、今回のアップデートで解消します。

5)iMessage ステッカーを追加しました。

iPhone の「メッセージ」でご利用いただける PROPELa のキャラクター「プロペラくん」のステッカーをご用意しました。
弊社ロゴなどに登場するプロペラくんがお馴染みの顔文字と合体して、いろんな表情を見せています。併せてお楽しみいただければ幸いです。

プロペラくん-1

[NEWS]
PROPELaを運営する株式会社PROPELaのコーポレートサイトを新設しました。
メンバーの紹介や、このサービスを通して実現したいビジョンなどを掲示しています。宜しければこちらも覗いていただけると嬉しいです。

http://corporate.propela-app.com/

今回は、PROPELa を早く快適な状態に戻したい…と作業を急いだため、まだ何か隠れた不具合があるかも知れません。お使いになって、もしお気づきのことがありましたら、是非私どもにお知らせください。

App Store に評価をお寄せいただけると開発の励みになります。また質問、ご要望もこちらまで。是非、引き続き宜しくお願いします!

この記事を共有するShare on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Share on LinkedInShare on Tumblr

プロペラ日記 09:衝撃の遭遇から身体の一部になるまで

1月といえば、思い出されるもうひとつのエピソードがあります。今から丁度8年前に起こった、あの衝撃的な事件のこと。時間の流れの速いITの業界で8年は大昔ですから、もう、忘却の彼方かもしれませんが。

新しいカレンダーを考案しようとして、紙と格闘していた僕にとっては、まさに、未知との遭遇。
でも、僕だけじゃなく、世界中が衝撃を受けたはずです。
人の意識や生活をこんなにも変えてしまった。今ではすっかり日常の、当たり前の存在。まるで、息をするように自然な行為となりましたね、、、

そう、iPhoneの登場です。

.

歴史が動いた瞬間。

iPhoneは8年前の今日、2007年1月9日(米時間)、サンフランシスコのモスコーン・ウェストで開催されたMacworld Conference & Expoで、スティーブ・ジョブズによって初めて公に発表されました。

この時の「電話を再発明する」というジョブスの台詞はとても有名ですが、実際、まるでモノリスのようなフラットなガラスのサーフェイスに、「タッチスクリーンのiPod」「革命的携帯電話」「インターネットコミュニケータ」を統合したという、驚愕の新デバイスでした。

そしてなにより、最も僕がインスパイアされたのは、その操作方法。タップ、スワイプ、ピンチイン、ピンチアウト。当時は、それだけでまるで魔法のようでした。

時間のカタチをイメージして試行錯誤を続けながら、その操り方を考えあぐねていた僕にとって、それはまさに、雷に打たれたような衝撃だったのです。
プロペラ日記 06でも書きましたが、時間の性質を表記する道具があるとしたら、それが備えるべき特徴は大きく4つあるんじゃないかと、当時、僕は考えていました。
.

1、シームレスに繋がる。
  今日と明日、今週と来週、今月と来月、今年と来年の間が継ぎ目無く繋がっている。

2、伸縮自在である。
  12時間にフォーカスすることも、一年を計画することも、千年を俯瞰することも出来る。

3、地球の運動とリンクする。
  人間が地上で感得する時間は、宇宙の中での地球の動き、月との関係とリンクする。

4、レイヤーを持つ。
  過去から未来へ一方向にフローするも、モード別に輻輳する幾つものレイヤーを持てる。

.
iPhoneに出会い、その操作方法を学んだ時、僕がイメージしていた時間のカタチ、この4つの条件を備えたものがついに実現出来る!と確信したのです。

無限に繋がる平面も、歴史的な俯瞰も、瞬間への潜行も、GPSもUPSも、幾重もの輻輳も、、
紙の上で試行錯誤してはぶち当たり、どうしても突破出来なかった物理的限界を、フラットなガラスの向こうで、そいつは、易々とクリア出来るだろうことを示唆していました。

moon phase
出典:http://imgkid.com/moon-phases.shtml
.

「いま」を刹那的に消費しないために

だけど、、、これらは結局、今回の PROPELa には機能として組み入れることはしませんでした。

何故でしょう?
実現することは不可能ではなかったはずですが、この8年の間にもっと大切にしたいことを見つけたからです。

それは、魔法的存在だったiPhoneが、日常の道具、もっといえば身体の一部のようになって行く過程と同期しているかもしれません。僕たちも、多くのユーザーにとってより身近な「時間と空間」に寄り添う決意をしたのです。

世界は「時間と空間」という二つの分かち難いもので出来ています。瞬間移動の出来ない僕たちにとって「移動」はまさに、時空間で出来た世界との接触を示しています
だから、時間の本質を、イメージ上のその「カタチ」から取り出すことよりも、「移動」に着目して、実空間との関係性から取り出すことにしたというわけです。

Google Nowに象徴されるように、これからの世界は、もっとNowに集約されていくでしょう。やっぱり、過去よりも未来よりも「いま」は特別なんです。
だけど僕たちは、大切な「いま」を刹那的に消費しないためにもNowの意味を少し拡げて、その先に繋げたいと思っています。面白いもので、「移動」を考えると、時間的にも空間的にも「いま」が延びている状態がイメージできます。

「移動」というシチュエーションにおいてこそ身体の現在性が問われますが、それをアシストする画期的なモバイルデバイスが、iPhone やそれに続くスマホたちです。スマホはもはや身体の一部。目や耳や口の延長であり、脳の拡張であり、もうひとつの皮膚です
もうすぐの発売が噂されている AppleWatch なら、なおさら。

「いま」が連続する生活の中で、 何処にいても「あなた」に寄り添うものとして、情報は行動(身体)と同化していくでしょう。
PROPELa もそうありたいし、さらにそこに、魔法を取り戻したいとも思います。

.

でも、いつか、、挑戦しますよ。
時間のカタチ、上記の4条件を備えたカレンダーづくりにも。
やりたいことが沢山あって、大変なんだけど。(笑)

この記事を共有するShare on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Share on LinkedInShare on Tumblr

プロペラ日記 01:マップ、カレンダー、超ド級アプリ群に飛び込む!

東京での生活は、毎日のように電車やバスに乗って、、そして案外、歩いてもいます。
考えてみれば、「移動」は僕たちの生活の重要な一部となっていますね。

PROPELa/プロペラ」 は、そんな僕たちの毎日を支援する「スマートアシスタント アプリ」。

社会をちょっとだけ良くするために、身近な小さな問題から解決していこうという試みです。
例えば「予定と移動」に関して、毎回誰もが、小さなストレスに直面しています。
急いでいるとき、荷物が多いとき、複雑な乗換があるときにかぎって、
改めてスマートフォンでの検索が必要になったりしませんか?

先ずはそれを解消したい!

「予定」も「移動」も、社会生活を送る全ての人が自分のこととして関わっているテーマ。
だからニーズも大きいはずです。
だけどもちろん既に、この普遍的テーマの周辺には、グーグルをはじめ
巨大な既存サービスがひしめいていて、ビジネスとしても激戦地となっています。

予定と移動に関するメジャーアプリ群

では「予定」と「移動」それぞれにどのようなメジャーサービスがあるか、
ちょっと見てみましょう。

「予定」(カレンダー、スケジューラー、ToDo等)

iCal (preinstall for iOS)
Google カレンダー (preinstall for Android)
Sunruise Calendar
easilydo
Any-do Cal
ジョルテ
 :

「移動」(マップ、ナビゲーション、トラベル等)

Map (preinstall for iOS)
Google maps (preinstall for Android)
Google now (preinstall for Android)
NAVITIME
乗換案内
駅すぱあと
 :

海外勢も、日本勢も、それぞれ間違いなく超ド級の凄いアプリばかり。
しかも「予定」や「移動」は、社会生活に必ず必要になるなので、iPhoneでもAndroidでも、
予め標準で搭載された「プリインストールもの」があり、それが大きなシェアを占めています。
つまり上記のメジャーサービスも、残されたシェアの中での激しい競合状態にあるのです。

、、クラクラして来ます。
なぜ僕たちは、わざわざそんなところへ脚を踏み入れようとしているのか。
この話をすると、ホント素朴に、「莫迦なの?」とよく言われます。(笑)

確かに無謀でしょう、、、でも、社会に対して僕たちに何が出来るかを考えた時、
些細なことであっても、現代の社会生活の中で多くの人が関係するテーマを扱いたかった。
小さな「いいね!」の集積が、やがて大きなものを動かす力になると信じてみたくて、
敢えて飛び込んだのかも知れません。

「時間」と「空間」の分ち難い関係。新しいサービスの予感。

詳しい調査を待つまでもなく、
既存のカレンダーやスケジューラは主に「時間」を扱い、
同様にマップやナビゲーションは「空間」を扱っているということは分かります。
そして、それぞれは良い意味で独立し、専用アプリとして相当に深められています。

けれど、それらを並列に繋げるようなサービスが足りない。。
現実世界では両者は常に不可分に併存するというのに。
その違和感。。そこに、まだ僕たちが入り込む余地があるような、微かな予感がありました。

つまり、「カレンダー」と「マップ」を分ち難いものと考えてみること。
予定は移動を規定し、移動は予定に影響を与えます。
相互に対応関係を生む「時間と空間」が、常にフローするようなサービスが出来ないか。。

僕たちは「時間と空間」に係る可能性をさんざん研究し、試作もして、ついにここへ至りました。
既存の巨大で素晴らしいサービスの中にあっても、ここにしかない価値を提供出来るはず。
結局、とてもシンプルな提案です。

一度使って頂ければ、すぐに理解して頂けるでしょう。
スマートアシスタント アプリ「PROPELa/プロペラ」に関する具体的な詳しい説明は、
また次の機会に。

Titanic
出典:http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/89/Titanic%27s_propellers.jpg
   驚愕。。タイタニック号のスクリューのようです。

この記事を共有するShare on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Share on LinkedInShare on Tumblr

行動アシスタントアプリ「PROPELa」。いよいよ離陸。

はじめまして!
間もなく、僕たちTofuONEは皆んなの日常生活に役に立つ、ある「アプリ」をリリースします!
そのアプリの名前は「PROPELa/プロペラ」。
まずは iPhone(iOS 7以上)用から。
毎日の移動を圧倒的にカンタンにする道具です。

公開に先立ち、ティザーサイトでは、既にカウントダウンを始めました。
ここからメールを登録して頂ければ、公開と同時にお知らせも致します。
そして、製品のこと、周辺技術のこと、また、開発者である僕たちのことを知ってもらう目的で
今日からこのブログを始めることにしました。

以後、お見知り置き下さい。どうぞ宜しくお願いします!

プロペラ
出典:http://thesubtlelandscape.com/category/science/

この記事を共有するShare on FacebookTweet about this on TwitterShare on Google+Share on LinkedInShare on Tumblr